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ぶつくさ

不平、不満をあれこれつぶやく様子。

3歳児 特徴

だんだんとコミュニケーション能力も発達してきて、魔の「イヤイヤ期」も落ち着きを見せ始める3歳児。相手の気持ちが分かるようにもなり、社会性もぐんぐん高まっていきます。今回は自分の世界を広げていく3歳児との接し方のコツを考えていきましょう!

 

 

 

  • 3歳児の心と体の発達の目安

◆3歳児の発達の特徴◆
【部分・機能】 【発達の特徴】
足の発達 脳神経が発達し、バランス能力が高まります。少しの間なら片足立ちやつま先立ちもできるようになり、平均台などの細い足場なども歩けるようになるでしょう。後ろ歩きや、階段を交互に足をあげて上る動作もできるようになります。土踏まずが形成される時期ともされています。
手先 ボタンのかけ外しなどは一人でもできるようになってきます。折り紙を上手に2つ折りしたり、クレヨンで丸や四角を描くこともできます。ハサミの使いかたもだいぶ器用になってくる時期です。
食事 ほとんどが自分自身だけで食事ができるようになり、手先の発達もあって、こぼさずに食べられるようになります。お箸の使い方も覚えてくるでしょう。好き嫌いがでてくる時期でもあります。
言語 学習能力が高く、どんどん語彙を増やしていきます。名前や年齢などの簡単な質問には答えられるようになります。また基本的な挨拶ができるようになってくるでしょう。「それからね」「それでね」といった接続詞や、「て・に・を・は・が・と」といった助詞も組み合わせて長い会話ができるようになります。
知能 4つくらいまでの数を数えたり、現在、過去、未来という時間の感覚がわかるようになったりします。絵本の筋書きを記憶する、家族の様子をごっこ遊びで表現するなど、記憶力や学習能力もかなり高まっています。
感情 まだ「イヤイヤ期」のかんしゃくが残る場合もありますが、言葉の発達などに伴い徐々に落ち着いてきます。何にでも興味を持って「なんで」「どうして」といった質問が増えてきます。身近な人の気持ちをくむことが徐々にできるようになります。感情を言葉で示すこともできるようなるでしょう。
遊び・社会性 ごっこ遊びが多くなります。また友だちと遊ぶようになり、おもちゃの貸し借りや、順番待ちなど簡単なルールが理解できるようになるでしょう。同様に友だちとの関わりを通じて、我慢することや許すことを学び、人との関わり方を徐々に学んでいきます。
 


発達には個人差があります。園児やご自身のお子さんなどの成長と比べて、神経質になりすぎないことも大切です!その子の成長のペースに合わせて、接し方を工夫してみましょうね!
 

  • 3歳児との接し方で注意すべきポイントとは?

指をさす保育士さん 周囲に関する興味関心がより強くなり、いろいろなものや人と関わる中で社会性を身に付けていく3歳児。ここからは実際に大人が接する際に注意したいポイントをご紹介しましょう。

◆3歳児との接し方でやってはいけないこと◆
□ 他の子どもと比較する
□ ケンカの仲裁で子どもの言い分を聞かない
□ 感情的に叱る
□ 質問に適当に答える
□ 子どものやりたいことを先回りしてやってしまう
  
できることも増え、好奇心からさまざまなことにチャレンジしようとする3歳児。ついついその行動の読めなさから、イライラして叱ってしまったり、スケジュール通りに行動できないために大人が手を貸してしまったり、ということも多いようです。しかし子どもたちは、この時期さまざまな体験から多くを学んでいます。ある程度見守るという姿勢も大切になってくるでしょう。
 

  • 3歳児との関わり方におけるポイント

 

◆運動の機会を作ろう◆
簡単なルールも理解できるようになりますので、鬼ごっこなどをアレンジして遊んでみても良いでしょう。ジャンプする動きを取り入れたリズム遊びなどで、バランス感覚を養うのもオススメです。
◆指先を動かす機会を作ろう◆
折り紙やお絵かき、ハサミを使った簡単な工作など、手先をたくさん動かせる活動も積極的に取り入れましょう。指先を動かすことで、知能の発達にもつながります。
◆ケンカはすぐに仲裁しない◆
要求がすべて通るわけではないことや、相手にも思いがあることなど、この頃の子どもたちは、ケンカを通じて社会性を身に付けていきます。ケガの危険があるときなどは別ですが、口論の場合には、しばらく見守り、必要に応じて助け舟を出すようにしましょう。
◆「なに?」「どうして?」に適当に答えない!◆
答えにくいような質問をしてくる3歳児。時には困ってしまうこともあると思いますが、これは純粋な好奇心の表れです。瞬時に答えられない時は「なんでだと思う?」と逆に聞いて考える力を養ったり、「一緒に調べてみよう!」と好奇心を更なる興味につなげてあげたりする工夫も必要です。
◆悪い言動にご注意を…◆
学習能力が高いため、テレビや大人の使う「悪い言葉」も簡単に覚えて使うようになります。子どもたちの前では、日頃何気なく言ってしまいがちな暴力的な表現や、不適切な日本語の使用に十分注意しなくてはなりません。同様に行動面も同じ。ごっこ遊びで真似をされて「ハッ」とするのではなく、日頃から子どもに恥じない行動を心がけましょう。
 


行動の幅も、できることも増え、言葉での表現方法もバリエーションが増えていく3歳児は、お昼寝の時間も短くなり、四六時中元気に動き回っていることも多いでしょう。
 
そのことは大変喜ばしいことでもありますが、保護者にとっては、精神的な疲れになりうる要素でもあります。特にこの時期の子どもたちの好奇心が強くなることで生じる「なんで」「どうして」攻撃には、返答に困ってしまう方も多いようです。
 
保育士さんなどは、そういった保護者の様子にも注意しつつ、具体的な関わり方を伝えてあげることも重要ですね。

 

  • 3歳児にオススメの遊び

ままごとをする幼児 急速に学習したことを吸収していくこの時期の子どもたちは、遊びの面でもより発展的な取り組みができるようになります。ここではそんな3歳児との遊び方をいくつかご紹介しましょう。

◆オススメの戸外遊び◆
●乗用玩具(三輪車など)
●探検遊び(屋外で木の実や落ち葉、小石などを探す)
●ごっこ遊び(自然物を活かしても良いでしょう)
●遊具を使った遊び(鉄棒やブランコでバランス能力を養う)
●ボール遊び(的にボールを蹴ったり、不規則に転がるボールを追いかけたりします)
 
運動能力を高めるだけでなく、戸外での遊びには、知的好奇心を刺激する要素がたくさんあります。季節に合わせて自然物を収集し、制作に活かす、集めた自然物をごっこ遊びに活かすなどすると、より発展的な取り組みができることでしょう。
 

◆オススメの室内遊び◆
●ジェスチャーゲーム
●宝探し
●お店やさんごっこ
●リトミック
●パズル
室内でも好奇心を刺激したり、社会性を身に付ける遊びがたくさんあります。動物の真似っこをして、何の真似をしているか当てるジェスチャーゲーム、部屋の中に何かを隠して探検する宝探し、お菓子の空箱などを使ったお店やさんごっこなど、いろいろと工夫して日々の室内遊びを、より楽しいものにしてあげましょう。また手先を使った制作を取り入れた遊びも良いでしょう。パズルなどは、絵を描いたり、模様が描かれた紙を、ハサミで切るだけで簡単に作れますよ!